小学6年生の自由研究です。ビタミンCについて調べたいようですが(どの果物に一番多く含まれているか等)、どうやって実験させたら一番分かりやすいか、
実験方法をどうか教えて下さい。
化学に関して小学校では確か酸性・アルカリ性があるというところまでしか学習しませんよね?
だとしたらこの題材は実験するにはちょっと高度すぎるような気がします。
果物の中にはビタミンC(L-アスコルビン酸)の他にもたくさんの酸が含まれる
(たとえばレモンのクエン酸など)ので、pHとかリトマス試験紙とかでは量を測定することはできません。
どの果物に多く含まれるかなど量を測定する実験を行うには、何百万何千万の測定機器が必要です。
ですのでビタミンCを題材とするならば、
①本屋や図書館などでビタミンに関する本を入手する
(おそらくビタミンCの含有量が載っているものがあります)
②数種類の果物を買ってきてそれぞれ食べ比べてみる
(色とか酸っぱさなどの評価をさせる)
③酸っぱさと含有量に関係があるか(酸っぱいほど多いとか)考察する
関係がないならばなぜなのか考えさせる(他の酸性のものが入ってるのではないかとか)
こんな感じでしょうか。
何かのキットを作るとかが自由研究ではないと思いますし、小学生ならば尚更
身体の五感を利用して自然に取り組むことは有意義なのではないかと思います。
上に挙げた事柄はあくまでも参考例ですので、それ以外もいろいろ観察させて
気づいた点は書いたほうがいいと思います。
更に、せっかくビタミンの本を手にしたならば、ビタミンCがどういう効果があるのかということも理解できる範囲で書けたらより良いものとなるのではないでしょうか。
夏休みの宿題の追い込み時期でしょうが、ぜひ楽しんで取り組ませてほしいと思います。
長々と失礼いたしました。
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