高濃度ビタミンC点滴療法(がんに対する)についてです。
「ビタミンCの血液中濃度が400mg/dl(22^23mM)前後に達すると強い抗腫瘍効果が発揮される」とビタミンC点滴を行っている各医院、クリニックのHPや書籍に載っています。しかし、ビタミンCは尿で排泄され、長時間において血液中濃度400mg/dlを維持することは困難です。そこで一回あたりの点滴で最低でもどのくらいの時間血液中濃度400mg/dlを維持するのがよいのでしょうか。そのあたりのガイドラインはあるのでしょうか。論文や根拠はあるのでしょうか。ご存知の方がいらっしゃいましたらよろしくお願い致します。
血中ヴィタミンC濃度を超高濃度にしたとしても、強い抗ガン作用が現れるとは限りません。このことは研究者の中では良く知られている事実です。
実際に、私の知り合いの医師がこの療法を行っていますが、これのみでの治療では、ほとんど効果がないようです。
まったく効果がないわけでもありませんが、現状ではこの療法のみでの治療はあまり意味がないということになっているようです。
あくまでも、抗がん剤(進行がんに関しては、難しいと思います)との併用で治療していくことになります。
他にも、インシュリン・低量抗がん剤療法というものも、行っています。
こちらの方は、良い結果が出ています。
但し、抗がん剤の効果がみられるがんのみ、ということになりますが。
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